院長の『ちょっと』小噺
58.新型インフルエンザのワクチンについて

新型インフルエンザも、収束宣言が出されました。

 テレビや新聞でくり返し取り上げられているように、本当に注意が必要なのは、今年の秋冬以降に、第二波がくるかどうかということのようです。

 これからの季節は南半球の国々での感染拡大が問題となっています。

 季節性インフルエンザは、毎年、寒く乾燥し始める晩秋から、徐々に患者さんが増えてきます。

 体調を整え、うがいや手洗いを欠かさず、しっかりマスクをして予防しても、ゼロにはならない・・それがウィルス感染というものだそうです。

 確かに、電子顕微鏡写真という超拡大写真で初めて、丸いものの塊のように写るウィルス、この微小なものから見たら、こちらは隙だらけなのかもしれません。

 アメリカの学者の調べで、今回の新型インフルエンザに対する抗体は、60歳以上の33%が、18〜64才の6〜9%が持っていると分かったそうです。
 あのインフルエンザは新型ですから、以前に感染した別のウィルスとの接触で、幅のきく抗体を作っている人たちがいる、ということだそうです。

 この抗体をもっていない多くの人口には、ワクチンが必要となります。

 沈静化した裏側で、今年の秋に間に合うように、効率の良いワクチンの開発
や、生産ラインや供給に、さらなる危機感をもってたずさわっている方々もいます。

 ワクチンの安心できる効果や供給が、秋までに間に合うかは、見解としてまだ出されていないようです。

 我々の日常からは、いっとき少し遠ざかったかのような新型インフルエンザですが、予防や、他人に広げないような注意点は忘れずに今秋を迎えたいものです。
   
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