院長の『ちょっと』小噺
57.肝脂肪とインシュリンについて

4月を向かえ、今年も検診の季節がやってきました。

統計的には、4人に1人が、肥満・・というのが日本の現実のようで、メタボ検診の開始とともに、肝臓に脂肪がたまっていますね、と指摘される方が、かなり増えているそうです。

 飲酒の機会が多い方は、いやはや、まったくその通り・・とお酒を控えるしかないのが、昔から自明というところです。

 ですが、最近の関心は、もっぱら飲酒しない、たまに付き合いでしか飲まない方の、肝脂肪です。

 少し前から、肝臓とくに肝炎の専門家の間では話題でした。
 非アルコール性脂肪肝炎という病名がついています。

 お酒と関連のない、メタボと関連のある肝機能障害、肝炎です。

 あまり太っては見えないのに、肝臓には脂肪の沈着のある方、また、あきらかにそれくらい体重があれば、肝臓にも・・と思われる方、がいます。

 運動不足は共通ですが、それだけではないようです。

 現在は、インシュリンの血中濃度と肝脂肪との関連が注目されています。
 つまり、食事をとれば血糖値が上がり、インシュリンが出ます。それが多い方は、肝臓にとくに脂肪を貯めやすいそうです。
 
 運動、筋力の維持、急に血糖値の上がるような食事や飲み物の摂り方を見直すのが、インシュリンの出すぎ予防に効果的。

 グルコースインデックスという、かつてダイエットではやったものがもまた見直されています。

 ダイエットも頭を使う時代です。
 
   
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