院長の『ちょっと』小噺
56.たばこと肺がんについて

禁煙が広まり、愛煙家の方は肩身の狭い思いをされる日々と思います。
喫煙所は、檻の中か見せ物のような風情・・。

たばこは肺に悪い、肺がんになりやすい・・と聞いてはいても、たばこを吸わない方でも どの程度なのかは具体的にイメージしにくいものです。

よく、肺が真っ黒になる、と言われますが、あれはたばこに含まれるタールという成分の沈着のためです。

禁煙後、数年以上かけて、徐々にきれいになるそうです。

たばこだけでなく、大気汚染もある、アスベストの被害や、高齢化、時に遺伝的な要因も危惧されますが、それでもやはりたばこの影響は大きいそうです。
実際はどうなのでしょうか・・。

たばこを吸わない方が、生涯のうちに肺がんになる可能性は、1.5%程度だそうですが、かたや、喫煙者の確率は、15%前後です。

なんと10倍の違い・・統計によっては20倍、これはとても無視できません。

逆に、肺がんになった方の80%以上は喫煙者だそうです。

自分ひとりが、肺がんになるかならないかは五分五分だ、とは言っていられない、そんな結果です。

がん死亡の第1位になってしまった肺がんですから、禁煙を進め、肺がんを減らすための堅実な調査です。

日本でも、年間6万人以上の方が、肺がんで亡くなっているそうです。

日本は、先進国の中でも、たばこの販売量がいまだに多い国なのです。

 
   
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