院長の『ちょっと』小噺
52.ことしのインフルエンザについて

   かつて冬季限定だったインフルエンザの流行も、昨年からは春先までのび、今年も遅めの始まりで、また長引く様子だそうです。

 インフルエンザの予防接種(インフルエンザワクチン)を受ける方は増えているけれど、ワクチンを打った人でも、感染が起こるのは、生活の中ではよく見かけられることです。

ピタリと合わなかったり、インフルエンザに対する免疫(抗体)が十分に体内でできていなかったり、などが理由です。

 でも、接種を受けた方が、今年の効果はどうか、と前もって調べることはできないのがワクチンなので、やるだけやって待つのが常です。

 お年寄りの方で、これを毎年恒例の、冬に風邪をひかんようにする注射、だなんて思っている方が時々いらっしゃいますが、ちょっとほほえましいような・・。

 ワクチン接種を習慣にするのは、決して悪くはないのです。
 
 さて、かかってしまったようなら、できるだけ早く病院へ。
 タミフルやリレンザなどの抗インフルエンザ薬が効くのは、発症後48時間まで。

早いほどいいのです。

 時期を逸してしまったら、昔ながらの流感のように、しっかり養生を。

 タミフルなどが発売される以前、私達はこのやっかいなウィルスに侵されると、自身の免疫が駆逐してくれるまで、栄養や安静を図りながら、待っていました。

 そんな点は今も同じなのです。
 

 
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