院長の『ちょっと』小噺
51.骨と寝たきりと運動について

 寝たきりにならないために、病気を予防する・・とくに脳や心臓の病気・・そのためには、糖尿病や高血圧に注意する、という認識が、メタボリックシンドロームの概念とともに、社会性をもってきました。

もうひとつ、骨と筋肉・・これら運動器というものがその後急に注目され始めています。

なぜなら、人が介護を受け始める理由のうち、3割はこの運動器の障害が原因、と分かってきたからです。

骨折をきっかけに寝たきりになったという話は時折耳にしますね。

もっと軽いようでも、膝の痛みや変形のため、また長年の腰痛から、高齢者の一人暮らしや夫婦二人の生活が徐々に立ち行かなくなることも、今は珍しくなくなっています。

その始まりは、歩けないこと、手先がきかなくなること、物が持てなくなること。

意識せずに暮らすことで、知らぬ間に進んでしまう、それが運動器障害です。

予防は、まず、そうならないように現状をつかんで、少しずつトレーニング。
始めはリハビリとか健康増進のようなつもりで・・。

からだや意識がパワーアップしたら、もう一歩上、もう一歩先を目指していくのが良いようです。

骨も、筋肉と同じように、運動によって増え、強くなります。

カルシウムを摂ったり、ビタミンDを摂ったりも大切ですが、運動なしで、寝たきり無しは保障されない・・というのが現実です。


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