院長の『ちょっと』小噺
48.お酒とビタミンについて

昨今は、メタボリックシンドローム、生活習慣病、糖尿病予備軍等々、注意を喚起させる話ばかり聞こえてきます。

 その中で、アルコール飲料・・すなわちビール、焼酎、日本酒、ウィスキー等々は、100%悪者です。

 赤ワインだけは、ポリフェノールという抗酸化物質を多く含み、動脈硬化などにも良いとされて、唯一の、いい者です。
 それでも1日にコップ1杯の適量まで、と推奨されます。

 確かに、その人にとって過量なアルコールはまさに毒。
 胃腸、肝臓、膵臓を蝕み、肥満や高血圧の引き金にもなってしまいます。

 ですが、適量な飲酒は、自律神経の興奮をしずめ、良い眠りをもたらし、楽しいひとときが、最近減るばかりの、人と人とのコミュニケーションの潤滑財になり、明日の仕事への活力を養います。

 若い時分のお酒の上での無茶は、決して人生に害ばかりをもたらすばかりではないもの・・。
 酒豪という呼び名も、ある種好ましい空気を含んでいます。

 さて、世の勧めどおりに酒量を減らせない方は、アルコール代謝に必須のビタミンB群を多めに摂ることがお勧めです。 

 このビタミンは神経系統にも必須なもの、そのため大酒家は、潜在的に神経を危機にさらしていると言えます。

 肝臓や胃腸には気を使っても、神経系統は意外にないがしろにされているのではないでしょうか。

 アルコール性の脳神経障害・・長年のビタミンB群不足の積み重ねが大きな原因と言われています。
ビタミンB群豊富な豚肉や鰹や鮪を食べても足りない分は、サプリメントで補うのも、一考です。

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