院長の『ちょっと』小噺
46. 胃腸と神経について

最近は、下痢、腹痛、便秘、吐き気、つかえ感、重苦しさ等々の、お腹の症状に悩む方が増えています。

 まずは病気、特に悪性の癌などが陰に隠れていないか病院で調べてみる・・これは正解。

 ですが、何も異常の無いときに、この症状をいったいどうしたらよいかで悩む方が、やはりたくさんいます。

 丁寧に生活や食事や薬、さらに精神面、と幅広性い視野と深い洞察を得て、解決していく方もいます。

 ですが、ストレスが原因、とか、異常はないから後はうまく付き合うことだ、と微妙なニュアンスの言葉で解決の糸口も無いまま、希望も持てずにいる方もやはりまだまだ多いようです。

 セロトニンという物質は、うつ病で有名になりました。
 
 胃腸でも、神経から、血流、消化管の動き、消化吸収などへの調節をします。
 そしてうつ状態や、リラックス、幸福感などとも関連の深い物質として知られています。

 このセロトニンは、90%が小腸に存在し、脳には2%、そして血小板という血球にも存在しています。

 この比率、いかに腸にとって神経の比重が大きいか、物語っているかのようですが、人の脳と胃腸の働きとが直結していることは、経験的にも知られていました。

 脳と胃腸をつなぎ、細やかに調整している神経。
仕組みを理解した細やかなアプローチが待たれており、それを研究する方も、さらに細やかな方向へと惜しみなく力をそそぐ時代・・。

施術に関わる者も同じ気持ちです。

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