院長の『ちょっと』小噺
45. おならのにおいについて

秋においしい食物には、食物繊維が豊富・・イコールおならの出やすいものが多くあります。

代表は、やはり芋・・いまどきは、1年中いつでも売っている芋類ですが、やはり旬である本来の収穫時期には、味が一段と良くなるようです。

栗などのナッツ類、南瓜、きのこ類、まだまだありますね。

ところで、おならのにおいはかなり臭い場合もあり、こればかりは自分の自由にならない、というイメージですから、悩む方もいるようです。

このにおいにはちゃんと理由があって、食物の残渣と、腸内細菌の発生する
ガスによってほぼ決まります。

 善玉菌と言われる、乳酸菌や酵母菌の仲間が多い場合は、ガスのにおいはきつくなりません。

 逆に悪玉菌と言われるウェルシュ菌や大腸菌が多いと、臭気の強い成分を含むガスをつくるため、おならは臭くなってしまいます。

 プロバイオティクス・・ヨーグルトや乳酸菌飲料などで、次第に腸内細菌のバランスが良い方へ変わっていくと、おならのにおいも変化します。

 生まれたときには、無菌の大腸・・いつしか人とともに働く細菌が共存するようになります。

 腸内細菌の長い歴史を人為的に変えるには、時間もかかり、毎日摂取しても半年、一年かかることもあるようです。

 ですが、生活習慣病や免疫とも関わっている腸内細菌。

 おならのにおいで体調を確かめながら、健康維持を気長にはかっていくのも
よいものです。


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